富士登山の記念に人気の「焼印」。でも、どこで押せるのか、いくらかかるのか気になる方も多いのでは?本記事では富士山の焼印事情をわかりやすくまとめました。
富士山の焼印とは?登山者の証としての魅力
富士山の焼印は、登山成功の記念として多くの登山者に親しまれています。特に初登頂の人にとっては一生の宝物になるほどの特別な意味を持ちます。
登山杖に押す伝統の焼印
富士山の焼印は、登山杖に熱した金属の印を押し、煙と音を立てて焼き付ける伝統的な方法で行われます。
この焼印は、各山小屋によってデザインが異なり、名前や標高、場所にちなんだ印が用意されています。
私も初めての富士登山の際に、八合目の山小屋で焼印を押してもらい、達成感と感動が込み上げました。
焼印の入った登山杖は今でも我が家の玄関に立てかけてあり、登頂の思い出を語るたびに登場します。
ご来光や頂上限定の焼印も
特に人気が高いのが、ご来光や山頂でしか手に入らない限定デザインの焼印です。
「ご来光登拝」や「剣ヶ峰到達」といった文言が刻まれた焼印は、その日の登頂の証として特別な価値を持ちます。
わたしが頂上で焼印を押してもらったときは、強風の中でもスタッフの方が丁寧に対応してくださり、深く感謝しました。
山頂の焼印は混雑することも多いため、天候やタイミングを見計らって並ぶ計画を立てるとスムーズです。
焼印の値段相場はいくら?最新価格をチェック
富士山の焼印は記念になる一方で、各施設で料金が異なるため事前に相場を知っておくことが大切です。予算を把握しておけば、安心して記念を残せます。
1つあたりの価格は300円〜500円が相場
富士山の焼印は、多くの山小屋で1ヶ所あたり300円〜500円前後で提供されています。
ルートや標高によって金額に差が出ることもありますが、大きな幅はありません。
私が登った吉田ルートでは、七合目・八合目あたりの焼印が一律300円でした。
合計で5か所ほど押してもらい、1,500円前後の予算で済んだので満足度が高かったです。
山頂・特別デザインは500円〜700円台も
ご来光や山頂限定の焼印は、通常よりも少し高めで500円〜700円ほどすることが多いです。
特に「剣ヶ峰」や「富士山頂到達」など、記念性の高いデザインは人気があります。
わたしは剣ヶ峰の焼印に700円支払いましたが、デザインも重厚で非常に満足しました。
このような限定焼印は、登頂したことを実感できる記念品として強くおすすめできます。
焼印が押せる場所とタイミング
富士山の焼印はどこでも押してもらえるわけではありません。押印可能な山小屋や、タイミングを逃さないためのコツを押さえておきましょう。
各ルートの山小屋で押してもらえる
富士山の焼印は、主に吉田ルート・富士宮ルート・須走ルート・御殿場ルートの各山小屋で提供されています。
山小屋の外に焼印の案内看板が出ていることが多く、営業中であれば誰でも利用可能です。
私が初めて訪れた七合目の山小屋では、焼印スペースに列ができていて、その人気ぶりに驚きました。
各山小屋を通過するタイミングを見計らいながら、効率よく焼印を集めると登山もより楽しくなります。
深夜・早朝は受付していないことも
焼印は基本的に日中の営業時間内にのみ対応しており、深夜や早朝は対応していないことが多いです。
ナイトハイクで登る場合は、帰りの下山時に焼印を集めるのが現実的です。
私も深夜スタートの登山では焼印が押せず、下山中に別の小屋で押してもらいました。
絶対に欲しい焼印がある場合は、営業時間やルート上の順序を事前に調べておくのがベストです。
登山杖はどこで手に入る?焼印とのセット購入もあり
富士登山の定番アイテムといえば「登山杖」。焼印を押すためにも欠かせない道具で、登山前や登山中に購入できる場所を知っておくと安心です。
五合目や山小屋で購入できる
登山杖は主に五合目の売店や各ルートの山小屋で販売されています。
価格は2,000円〜3,000円程度で、サイズやデザインによって異なります。
私が吉田口五合目で購入した杖は、焼印を押すスペースが広く、記念品としても最高でした。
登山前に購入しておけば、各所で焼印を集めやすくなり、効率的に楽しめます。
焼印つきのセット販売も便利
一部の山小屋では、あらかじめ焼印が押された登山杖の販売も行われています。
「ご来光済」や「山頂到達」などの焼印がセットになっているものは、お土産としても人気です。
私は下山後に五合目で、焼印付きの記念用杖を見つけて思わず追加購入してしまいました。
登山中に焼印を集めきれなかった場合でも、こうした商品で思い出を残すことができます。
焼印をもっと楽しむ!集め方と保存の工夫
せっかく集めた焼印、登山の思い出としてしっかり残したいですよね。コレクションとしての魅力や、長く保存するためのポイントも押さえておきましょう。
テーマを決めて集めると楽しい
焼印は山小屋ごとに異なるため、「八合目だけ」「ご来光系だけ」などテーマを決めて集めるのもおすすめです。
達成感があり、次の登山のモチベーションにもつながります。
私は「ルート別で1本ずつ杖を用意し、それぞれで焼印を集める」という楽しみ方をしています。
登山後に見比べることで、自分の成長や思い出を振り返ることができます。
焼印入り登山杖の保管方法
焼印の風合いを長く楽しむには、湿気や直射日光を避ける保管が基本です。
玄関や部屋の壁にディスプレイするのも人気で、インテリアのアクセントにもなります。
我が家では登山杖を専用スタンドに立て、記念プレートを添えて飾っています。
使わない年でも、見るたびに登山の記憶がよみがえる大切なアイテムになっています。
富士山 焼印 値段|まとめ
富士山の焼印は、記念にも達成感にもつながる魅力的な文化。値段は300円〜700円前後とリーズナブルで、登山の思い出として長く残せます。旅の一部としてぜひ楽しんでみてください。

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